桃の味

久々にサイクリングを楽しんだ。
初夏の日差しと、まだ、ちょっとひんやりする風を感じながら、好きな曲が耳元で流れる昼下がり。
とある畑になにやら、赤みががった果物が。

そう、桃。まだ、実の色も緑がかった白。そこに頬紅をうったような鮮やかな赤味。


私がまだ、小学2年生のころだった。庭に干からびて、もう枯れてしまったような老木の桃木が
あった。葉を少しは残してはいるが、桃の実が生ったためしがない。
ところが、ある日、小さな実を一つ付けている年が訪れた。
家族みんな、その実がどうなるのか興味津津で眺めていた。
数日が経って大きさも軟球ぐらいに。新聞紙の袋を作り、大切に保存。

まだ、ちょっと硬めであったが、もぎ取ってみんなで試食してみる。
う~ん。なんて美味。まだ、若いがその歯ごたえといい、香りといい、甘みの中のほのかな酸味も絶妙。

それからかれこれ50数年経ってしまった今でも、あの桃の味が鮮明に舌に蘇る。
今まで食べた桃の中で一番美味しい。
それは、老木がその実に最期の命を託したためだったのだろうか?





スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

waipapa

最近のコメント
最近の記事
若い人に急増しているSTD(性感染症)少量の尿だけで検査できます!
月別アーカイブ
最近のトラックバック
カテゴリー
訪問履歴
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク