蔵出し

ちょっと時間があったので、以前のHPの日記に書かれていたことを読んでいた。歳をとってくると、日々の生活の時間的感覚がずれてくる。笑
禁煙や、ストレッチなどを始めて、もう、5年も経過していたことなどが、判明。HPを作成し続けて、雑記なども書いてきたが、読み返すと結構面白い。へ~、あのころはこんな事があったんだ・・とか、こう考えていたんだ・・・とか。

で、蔵出しということで、5年ぐらい前の雑記から。

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1 グループハウジングとは?


以前に、読売新聞を読んでいたら、仲間と快適な共同生活をする・・・・・・記事が出ていた。それが、頭に入っていて、そんな生活って出来たら楽しいだろう・・・・と考えていたが、いつしか何処か頭の片隅にしまい込んでしまっていた。 先月、隣の老夫婦の旦那さんが他界された。残された奥さんは、意気消沈して元気がない。過日、お参りがてら訪ねてみると、丁度、泣いていたところだという。それに、捻挫をしてしまい歩行が不自由だともいう。お隣は、娘さんが二人いて、神奈川に嫁いでいるそうな。残された奥さんが、気になるのか、ちょくちょく来ては、面倒を見ているようだ。 しかし、この姿は、決して特殊な例ではなかろう。現に、私の母も結局、1人暮らしをしている。戦後、高度成長や、個人主義が尊重され、核家族化が進み、家庭という物自体が、子どもの独立と共に、崩壊?している。また、結婚自体も以前のような絶対的なものから、相対的な物に意識変化が出てきているし、セクシャリティだけの問題でなく、ライフスタイルとして、独身を通す人間も多く存在してきている。シングルのほうが、自分自身を大切に生きることができるからであろうか。 経済的にも、パラサイトシングルの言葉を生み出したように、親の庇護の元に暮らす女性だちも増えつつあるそうだ。家事は、母親がやってくれるために、快適な生活を楽しんでるようだ。一般的な社会そのものの機構が、シングル生活を助長している。 では、ゲイの世界では、どうか?日本では、結婚という形態をとっている人は、少ないであろう。生活の基盤は、若い内は、家族と、生活力が出来てくれば、家族との軋轢から逃れるために、単独生活を志向する人が多くなるであろうし。大多数の人は、シングルであり、同棲していても、二人の生活である。 ところで、シングル生活で一番のメリットは、”自由気ままに” この一言でいい表せると思う。デメリットは、”不慮の事故、病気” ”不経済” 逆にメリットの裏返しの”淋しさ”。大多数の人たちは、サラリーマンとして家と、会社との往復を余儀なくされている。生活の大部分を会社でのスペースで生活しているわけで、家では、その分自分自身の生活をenjoyしようと躍起になる。で、将来、退職したとき、どういう生活が待っているのであろうか・・・・・ 私は、12年間サラリーマンをしてきて、そのときの人間関係は、ほとんど、会社関係であった。プライベートでも、会社の人間とのつき合いが多かったようである。(寮生活が長い事もあるが)で、脱サラして、現在に至るが、やはり、会社の人間とは、疎遠になっていくことは否めない。いつも会っているわけではないので、話題が合わなくなってくるのである。退職したサラリーマンがその余生をどう過ごすか・・・・・・て事を60才まえで体験したわけである。 それで感じるのは、地域社会とのコミュニティを大切にして、生き甲斐や友人をそこで作るという事であろうが、やはり、ゲイであると(同棲している身としては・・)なかなか地域のコミュニティにとけ込んでいくことは、難しいと思うし、そこで自分自身が自由か?といえば、考えてしまうであろう。 そんなとき、図書館で出会った本 「仲間と暮らす家づくり」    「21世紀の住宅研究会」 著    サブタイトル・・・・シングル・高齢化を乗り切る知恵   に出会ったにである。そこに、使われていた言葉が、  グループハウジング 居住空間をいかに快適に有意義にくらしていくか。。。 そんな趣旨の言葉であろうか。

2 家族単位


シングルで暮らしていると、いろいろな点で、家族持ちとの生活の差を感じる。
例えば、税金・年金・給与体系など・・・・・
結婚していれば、配偶者控除を受けられるし、年金も、遺族年金として自分が死んだ
後に、遺族に年金が支払われるだろうし・・・・(シングルの場合、自分が積み立てた
厚生年金や、国民年金の積立額は、どこへ? 親族にいくのか?掛け捨て?でも、
年金って申告しなくてはくれないのでは?)
手当についても、扶養手当が別途支払われるわけだし、シングルより、優遇されている。

何故に、シングルに比べ、そんなに優遇されているんだろうか?

以前の大家族制であれば、家族と言う単位で、家族の構成員同士が、相互扶助の精神で
助け合っていきて来られた訳で、年をとれば、長男が親の面倒を見る事になっていたので
あろうし、国という単位での個人を扶助する役割を軽減できるからであろう。
国が行う福祉を家族がやっている訳である。その代償が、優遇措置という事なんだろう・・・
それに、現在の年金制度だと、子どもをつくって次世代を作って行かない限り、破綻して
しまうし。家庭をもって、子作りすることは、大切なことなんだろう。国家にとっては。
また、人を育てる・・・ことに関しても、家庭が基本単位であるわけだし、いろいろな面でその
役割は、大きい。

そんな事を考えると、家族持ちが優遇されてもいいとも思うのだが、では、シングルの生活が
安定していて、かつ、快適な生活が保障されているかといえば、NO!である。
みんな、将来の不安を感じているのではなかろうか・・・
ゲイとか、ストレートとか関係なくね。
特に老後はね。

3 状況


昨日の読売新聞の生活面で、またこのグループハウジングの話題が出ていた。
「共生」だったかな? そんな言葉を使用していたけど。
現実問題としては、このような、住まい方をしているグループは、まだそんなには
ないであろう。

自分のイメージとしては、各人がそれぞれ資金を出し合って、マンションを造るって
ことで、いわゆるそこら辺のマンションにシングルが入居している・・・・・
そんな感じであったが、本などを読んでみると、寮感覚?かな。
各自は、個室が与えられているけど、炊事をするキッチンや、リビングなど共有した
ほうがコスト的に安くなるところや、みんなでしたほうが楽しい所などは、共有する。
リクリエーション的なホールも備えている。年齢が高くなることを考え、医療スタッフも
連絡もきちんとされているらしい。

この例は、多額の資金でビルを建てて、そこにいろいろな機能を盛り込んでいる。
ただ、ちょっと豪華老人ホームって感じでもなくはないが、違いは、自主的の参加
であり、住民は、気の置けない価値観の一致する人達で構成されているので
暗いといったイメージではないようだ。

ただ、グループハウジングであれば、他人との生活であるため、いろいろな面倒も
当然起こってくるであろう。家族でさえ、いろいろなトラブルも起こるわけだし。
ただ、どんな暮らし方をしようが、社会と関わり合いをなくす事は出来ないしわけで、
そこは理性で解決をしていくしかないであろう。そこでルールなどを持ち出したりする
と窮屈にもなるわけで、ここが結構難しい問題かもしれない。
ただ、そのデメリットを越えるだけのメリットを作り出せる構成員であれば、それは
楽しい暮らし方でもある。

ココで紹介されてた他のグループも、建物そのものから造る考え方から出発したとこ
ろが多い。確かにそれがベストだが、現実問題として資金捻出も大変だ。
この辺は、これからの価値観やら、高齢化社会の到来によって、企業や地方自治も
参画してくる分野でもあると思うので期待したいところである。

ただ、出来ればゲイという事を住人には知って貰っても気楽に生きられる・・・・・
そんなスタンスでないと無理ではあろうが・・・・
そうすると、ゲイでコミュニティをってことが一番てっとりばやいのであろうが。

4 構成員


楽しい生活をエンジョイするには、そこで生活を構成する人間の資質が問われる。
どの社会でも同じ事かもしれないが、他人におんぶにだっこのような考え方をする
人間は、なかなか難しいかもしれない。
このコンテンツとは矛盾するかもしれないが、「人間は所詮ひとり。」という
考え方を根底に持っていることが肝要であろう。そういう人間は、独立心をもって
生きていける人でもあろうし。

「ひとり」ということが分かるからだから、みんなで集うのである。
そこには、独立した一個の人間としての存在でつき合うことが望ましい。
しかし、それはなかなか簡単なようで難しいだろう。
特に、ゲイでグループハウジングとなるとかなりいろいろな問題が発生しそうである。
でも、ゲイでこれが出来れば、とても有意義なことかもしれない。
ただ、これを達成するには、長いつき合いが、必要な気がする。十数年以上のつき合いが。
そこには、恋とか愛とかのどろどろしたものも薄められているであろうし、内面も十分
知り尽くされているであろうし。ただ、違った面でお互い引かれ合う関係は、重要でもある。
例えば、価値観や趣味、趣向など精神面で引かれあえるそして、人格を尊敬できるそんな
関係を構成員同士もてるようにになれば言うことはない。

また、そこを拠点にしていろいろな事が出来る可能性も秘めている。
例えば、バンドを作るって演奏会を開いたり、絵の個展を開いたり、また、新たな事業も
起こせるかも・・・
ただ、それも構成員の資質にかかってくるが。

夢は、広がるのである。


5 介護


時々、考える事がある。それは、将来もし1人で生活していたら、自分が病気になったとき、
誰に介護を頼めるのだろうということ。親ができるのであれば、親に頼むであろうが
段々年を重ねてくれば、親をあてにする事は、無理がある。
かといって、兄弟姉妹などがいれば、頼みたい気もするが・・・・もし、結婚でもしていれば
、その生活もあるだろうし、配偶者にも気兼ねがある。それに、兄弟姉妹といっても、近く
に住んでいるならいざしらず、大体は遠距離の方が多いであろう。それに、普段からのつき合い
がそんなに無ければ、気兼ねもする。
また、家政婦さんでも頼むとしても、長期とでもなれば、費用がかさむであろうし。また、公共
の福祉サービスにでも依頼でもする手もあるが、気心の知れない人でもあり、すべてが心を
許せる人とも限らない。

第三者に頼むネックとしては、費用と心が通い合ういい関係が保てるか・・・ということ。
その点、グループハウジングであれば、いざとなったら、今出来る人がしてあげる・・・といった
スタンスでつき合える。そう、相互扶助の精神。また、その人数が多ければ多いほど、
ストレスを減らすことも出来るであろう。どんな人格者であろうとも、介護が長引けばストレスも
たまる。イライラもするであろうし。

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日記*゚ー゚)・ω・)

メイド喫茶で働いている日記。

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昔は下宿が沢山ありましたね

Luckypapasさん、ご無沙汰してました。
時々、こちらは拝見してます。

俺も同年代なので感じることも似通ってます。
グループホームという名前は新しく響きますけど、内容は昔ながらの下宿屋に似てるように思います。
学生下宿から始まって、俺自身国内海外何ヶ所も住んだことがあります。
日本の理想的下宿屋像としては、テレビドラマ「ちゅらさん」に出てきた東京の下宿(名前を思い出せません)あたりでしょうか。
現在は知りませんが、30年くらい前までの英国は下宿屋が沢山あって、ちゅらさん風のところに住んでいたこともあります。
当時、下宿屋業には税制優遇があって、国で奨励していたと聞きました。
シャーロックホームズが住んでいたのも、下宿屋の一種ですよね。

アパートではなくて、個人が下宿屋を経営することで、新しい形のゆるい関係の大家族が生まれる可能性はあると思います。
大家さん、管理人さんの資質に依存する部分が大きいので、簡単なものではないと思いますが、新しい形の賃貸の下宿屋が一般的になれは、自分にあったレベルの付き合い方ができる下宿屋を選べるようになるでしょうし、完全孤独はいやだけど、あまりべたべたした関係もいや...なんて人にもピッタリな場所が見つかるようになるかもしれません。
もちろん、ゲイカップルでも大丈夫な下宿屋もできてくれば便利ですよね。

下宿屋法なんてのを作って、優遇税制とあこぎな下宿の規制を同時にやれば、経済的で機能的なコミュニティーができそうに思うのですが。

いいですねぇ。

豪二郎さん、書き込みありがとうございました。私もそちらのHPの方は、ちょくちょく寄らせもらっています。
下宿屋か・・・いい響きですね。
大家と店子って感じでしょうかね。ちゅらさんは、見ていなかったので分かりませんが、仰ることは分かります。
ホームズもそうでしたか・・
ワトソン君はも一緒だったのかな? 小説は読んではいたのですが、気がつきませんでした。
確かに、賃貸の方が、後々、楽かも知れませんしね。
購入やら、出資なんてことだと、相続なんてことになれば、いろいろ面倒なことにもナルでしょうしね。
是非、下宿の大家になって、店子としていれてくださいまし。笑



思い出しました

Luckypapaさんがご覧になってないので無意味なんですが、「ちゅらさん」の住んでた下宿屋の名前は「一風館」でした。
たまに、下宿人が大家のおばあさんの手料理を皆で一緒に食べるというアットホームな下宿屋でした。
認知症が始まってるとヤバいので思い出したことを書き込みしたくなりました。

ついでに補足コメントなんですが、俺の知る限りですが、英国人やフランス人は想像してたよりプライバシーにうるさくなかったです。
結構人なつっこいのが多くて、適度な濃密さで隣人と付き合いをしてる印象がありました。
食堂や台所が共有の家では、別々の物を食べてましたが、同じテーブルで食べていても干渉するでなく、無視するわけでもなく、会話をしながら、ときには少し交換したりして、気取りのない良い雰囲気でした。

俺はとても大家にも管理人にもなれそうにないです。
このマンション騒ぎを見ていても、当分は怖くて不動産の購入なんて、仮に金があったとしてもとても考えられません。

思い出す行為

ははは、わざわざありがとうございます。最近、テレビなどを見ている時、顔は分かっているのですが、どうも名前が出てこなかったり・・・なんてことが多くなりました。・・汗。そう言うときは、自分も意地でも思い出そうという努力をしています。記憶を引き出す能力が劣ってきてるのかも。でも、訓練次第で脳も活性化できるようなので、頑張っていきたいですが。
豪二郎さんは、外国滞在の経験があるんですね。羨ましいです。いろいろな国を肌で感じることができて。自分は、もっかそれをネット体験したいとおもっているのですが・・・笑
難しいです。
しかし、ほんとニュースで被害者の方が「これは、殺人行為と同じ・・」っていっていたのが、耳に残りました。そのとおりですもんね。

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